2018年9月10日月曜日

日本の大手家電メーカーが4Kテレビの値下げ合戦、買い替え促進

2018年に入って以降、日本の各大手家電メーカーが4Kテレビの値下げ合戦を繰り広げている。中には、昨年と比べて2割以上値下がりした型もある。そのため、消費者の間ではテレビの買い替えブームが起きている。それにより、4Kテレビ市場の争奪戦の火ぶたも切られた。

日本のある大型家電量販店のテレビコーナーに行くと、東芝やソニーなど、日本の主流メーカーが値下げ合戦を繰り広げ、販売促進を図っていた。うち、50インチの4Kテレビは、一番安い型で11万円まで値下がりしていた。昨年末のセール価格からさらに5%安くなり、昨年と比べると2割以上安くなっていた。
シャープ 55型 AQUOS 4K 液晶テレビ HDR対応 LC-55U45 販売価格 135,300円(税込)
amazonでは シャープ 55V型 4K対応液晶テレビ AQUOS LC-55U45 HDR対応 シャープ(SHARP) 価格:¥ 123,000

2018年7月12日木曜日

「有機ELテレビ」の現況

今更ですが有機ELテレビは、バックライトを使わず、素子の1つひとつが発光するので、高コントラストが得やすく、発色がいいのが特徴です。応答速度も速いので、テレビのパネルには最適と言われていますが、まだ液晶テレビと比べると価格が高いのがデメリット。ただ、2017年に入って多くの製品が登場し、徐々に低価格化しつつある。

次世代のテレビの本命と言われていたものの、パネルの価格が高く、なかなか一般的にはならなかった「有機ELテレビ」ですが、2017年に入ってから国内メーカーも次々と新製品を発表し、人気が上がってきています。ネックだった価格面もかなり下がってきており、(有機ELテレビは半年で約10万円も安くなったという。)今や55V型でも30万円前後で購入可能に。自発光パネルで薄くできる有機ELテレビは、非常にスリムで、壁掛けにも向いています。また、漆黒の黒から輝くような白まで、コントラストが非常に高く、色表現にも適していますので、今後の一般普及が予想される「4K HDR」コンテンツの再生にも最適です。 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン有機ELテレビTH-55FZ950 382,860円(税込)

2017年12月7日木曜日

シャープ、1年4カ月ぶり東証1部復帰 鴻海傘下で再建

台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入ったものの、家電屋さん(テレビ)として頑張ってほしい。



シャープ、1年4カ月ぶり東証1部復帰 鴻海傘下で再建


来年1~6月の間に共同CEO(最高経営責任者)を設け、一部の権限を委譲する方針も明らかにした。次期社長への就任をにらみ、シャープ社内を中心に人選するとみられる。

2017年12月6日水曜日

世界初、印刷方式の21.6型4K有機ELパネルをJOLEDが出荷開始。


JOLEDは、産業革新機構(INCJ)とジャパンディスプレイ(JDI)、ソニー、パナソニックの4社が、有機ELディスプレイパネルの量産開発加速と早期事業化を目的として'15年に設立。RGB方式では世界初となる、印刷方式の21.6型4K有機ELパネルを4月よりサンプル出荷開始したことを5月に発表している。




現在、有機ELパネルの生産は韓国勢が圧倒的強みを持つが、日本企業に頑張っててもらいたいです。

2017年11月22日水曜日

高い4Kテレビと安い4Kテレビ

シャープ(SHARP) LC-50U45 AQUOS 4K液晶テレビ 50V型 HDR対応 型番 : LC50U45 メーカー : シャープ 販売価格(税込) : ¥135,963(税込)

「RGBW」という言葉、聞いたことありますか? 一般に薄型テレビでは光の三原色と同じ「RGB」パネルを用いて映像を表示していますが、一部の4Kテレビで、「RGB」に白い「W」のサブピクセルを加えた「RGBW」といわれるパネルを採用しているタイプがあります。ネット上では「疑似4K」「なんちゃって4K」などと噂されていますが、「RGBW」は本当に4Kの画質規準を満たしているでしょうか?

激安モデルに多い「RGBW」は4Kを薄めた劣化パネルです。

4Kに限らず、通常のテレビやモニターは「RGB」、つまり、赤 (Red)、緑 (Green)、青 (Blue) という3色の光を使って、色を表現し、映像を表示しています。それに対し、今回問題の「RGBW」は、その3色に白(White)を加えたものです。
この説明だけ聞くと、「色を足しているのだから表現力がアップするのでは?」と思うかもしれませんが、それはまったくの勘違い。
「白」を足すといっても、足す場所のスペースは変わらないため、元々のRGBはむしろ減ってしまいます。「白」がする役割は光ることです。つまり、「明るくする」といったことは可能ですが、色味を深く濃くするためには役に立ちません。反面、RGBはそれぞれが合成することで薄くも濃くもなります。つまり、「白」の役割はRGBでもできるのです。

具体的なデメリットとしてあげられるのが、映画などの暗いシーンが多い映像の表現力で劣るという点です。ただし、コスト面ではこの「白」が入ることの方が都合が良く、そのため価格を落とせているというカラクリです。
エキサイトニュースより抜粋

2017年11月15日水曜日

シャープ、「8K」普及は誰のためか

日経ビジネスオンラインより抜粋
台湾の鴻海精密工業(ホンハイ)傘下入りから1年半、シャープの業績回復が鮮明に なってきた。成長に向けて高精細な「8K」商品も矢継ぎ早に投入する。時期尚早と の声も聞こえる中、なぜシャープは8Kにこだわるのか。
・・・

低価格の業務用8Kカメラに参入


 業務用カメラは、「大昔には手掛けていたようだがほぼ新規参入といえる商品」(シャープで電子デバイス事業本部長を務める森谷和弘常務)。新商品は1台で8K映像の撮影から収録、再生などができ、高精細な8K映像を約40分連続で収録可能という。映像機器メーカーのアストロデザイン(東京都大田区)と共同開発した。

 シャープが新商品の「売り」に掲げるのが880万円(税別)という価格だ。8K事業を推進する西山博取締役は「従来製品とは一桁違う、導入しやすい価格を実現した」と胸を張る。20年度末までに業務用カメラ市場の約1割を占める3万台の販売を目指す。

 「決して赤字ではない」(シャープの森谷常務)と言うものの、戦略的に低価格を打ち出したのには理由がある。8Kテレビ普及のカギを握るコンテンツ不足を補うためだ。

 国内では18年末に4Kと8Kの衛星放送が開始されるが、8Kに対応するのはNHKのみ。民放大手や動画配信大手は4K対応にとどまる。つまり、8Kを推進するには圧倒的にコンテンツがないわけだ。シャープは自ら業務用カメラを手掛けることで8Kを推進する「仲間作り」を急ぐ考えだ。

2017年10月17日火曜日

49型で5万円台の4Kテレビ 普及に弾み


日経新聞より抜粋
家電量販店大手のノジマは高精細な4K映像に対応した49型の大型液晶テレビを5万円台から発売する。2011年の地上デジタル放送移行後に購入した人の買い替え需要などを見込み、年末商戦の目玉にする。国内テレビ市場は減少が続くが、4Kテレビは20年に需要の6割を占めるとみられる。格安タイプの発売で冷え込む市場を活性化したい考えだ。
・・・
電子情報技術産業協会(JEITA)によると、20年の4Kテレビ市場は525万台と、16年の4倍以上の水準に拡大すると予測している。薄型テレビの国内需要に占める割合も25%から60%程度まで高まるとしている。量販店による格安タイプの登場で普及のスピードがさらに加速しそうだ。

4Kの番組はマダ地上波ではない、NHK・BSでたまにありますが?

2017年10月13日金曜日

有機ELテレビってなに?4Kとはどう違うの?

4Kテレビの疑問解決!より抜粋
有機ELテレビは、液晶テレビに必要なバックライト、プラズマテレビの特徴である放電スペースが不要で、非常に薄く作ることができます。 現在の液晶テレビの薄さ約5~7cmと比較しても、有機ELは約1/10程度となる5mmという薄さを実現しています。 有機ELテレビの映像表示は「自発光方式」。方式はプラズマテレビと同じですが、発光材料に有機物※を使います。
 有機物は電圧がかかることで発光し、その現象を「有機エレクトロ・ルミネッセンス(Electro Luminescence)=有機EL」というため、有機ELテレビという名称になりました。 主な解像度は現在の4K対応液晶テレビと同じく、4K(3840×2160)です。4Kよりさらに上の8K(7680×4320)の開発も進められています。 ※有機物=ジアミン、アントラセン、金属錯体(有機物の陽イオンが鉄・コバルト・ニッケル・銅などの金属イオンと結合した化合物)など
  パナソニック 55V型 有機EL テレビ VIERA TH-55EZ950 4K対応 Ultra HD プレミアム対応 パナソニック(Panasonic) 価格: ¥ 344,991

■有機ELパネル
バックライトや発光に必要な放電スペースが不要なため、非常に薄く作ることができます。
  • ●1画素毎に明るさを調整できるので、完全な黒を表現できる。
  • ●他の方式に比べ、構造が単純なので薄型化、軽量化が可能。
液晶テレビ(4K対応テレビ)
■液晶パネル
「バックライト」から光を出し、「液晶」で明るさを調整。光が「カラーフィルター(赤・青・緑)」を通ることで映像が表示されます。
  • ●映像が明るい。テレビサイズが豊富。
  • ●バックライトの光漏れにより、黒表現に課題。
  • ●部品が多いため、薄型化に限界。
プラズマテレビ
■プラズマパネル
電圧がかかった希ガスが放電、紫外線が出ることにより、「蛍光体(赤・青・緑)」が自発光します。
  • ●自発光なので、画素単位の明るさ調整が可能。
  • ●放電スペースなどが必要で、薄型化に限界。
  • ●画素を小さくするのが難しく、高解像度が困難。
パネルが薄くなったことにより、テレビ本体にも大きな差が出ました。
有機ELテレビは、従来の液晶テレビの約1/10の薄さが可能、重さも約10kgほど削減することができます。

2017年7月21日金曜日

格安4Kテレビが映し出す東芝の存在感

日経ビジネスより ドンキが手掛けるのは50型の4K液晶テレビ。同社のプライベートブランド(PB)「情熱価格PLUS」で展開する。最大の売りはその安さ。50型の大画面ながら5万4800円(税抜き)と、家電大手が手掛ける4K液晶テレビと比べて4分の1の価格だ。  価格の安さもあり、6月15日の発売から予約が殺到。わずか1週間で初回生産分の3000台は完売した。7月14日には追加販売を発表しており、8月下旬に1400台を出荷する計画という。 ・・・ 当時の東芝が取っていた戦略は、ディスプレーではなく画像処理による高画質化の追求や、新聞に近いテレビ番組表の表示など使い勝手の改善、そしてゲームモードの導入など多岐にわたっていた。自社製のディスプレーを持たないがゆえに、他社とは違う土俵で戦おうとしていたわけだ。  「ニッチを重ねればマスになる」。当時、東芝のテレビ事業の企画担当者は自社の戦略をこう評していた。つまり、100人のうち1人しか買わない機能でもそれがどうしても欲しい人には東芝一択になるというもの。そのニッチな機能を積み重ねることで一定のシェアになる(マスになる)というわけだ。「異端」ともいえる当時の戦略で、一時期は国内シェア2位になったこともあった。  ただ粉飾決算発覚以降は、東芝はテレビ事業で新機軸を打ち出せていない。中国美的集団に売却された白物家電とは異なり、テレビ事業は今もグループ内で手掛けている。コアなファンの支持を集めてブランド力を磨いてきたのは確かだが、今や話題になるのは他社製のテレビだけというのでは、せっかくのブランド力を生かし切れていないと言えるだろう。 ---------------------------------------------------------- 東芝よ頑張れ

2017年1月9日月曜日

8Kテレビ元年?

ここで、4kテレビ放送 来年7月スタートという記事を書いたのが2013年、そして、8Kテレビが登場しましたね。NHKでは今場所から8Kで放送を始めました。 8Kテレビは、またの名を「スーパーハイビジョンテレビ(SHV)」といい、横方向が7680ピクセル、縦方向が4320ラインの映像フォーマットのこと。 4Kの4倍にあたり、通常のハイビジョンに比べると実に16倍という超高精細映像システムで、さらに、音響システムも強化された。今までの5.1チャンネルをはるかに上回る22.2マルチチャンネルとなり、高さにして高層、中層、床面の3層に分けてスピーカをそれぞれ9個,10個,3個配置し、さらに前面の左右に2個の低域効果スピーカを配置する。これにより、その場に居るような高臨場感を体験できるようになっています。 パソコンで8Kを再生するソフト「5KPlayer」というのもあり、YouTubeも8kに対応している。 シャープが目指す8kテレビ

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